2012年 05月 13日
遠野物語 ~早池峰神社~
翌日、午前中は再びレンタカーにて古代巨石文化が残したものと言われている「続石」へ
15分ほど山を登ります。下りてきた人が「カモシカがいたよ」と言うし、入り口には「熊注意」の看板があったので、ちょっとドキドキ。
そしてこれが「続石」なんだか、今にも落ちそうで怖い。幅5m、高さ2m、長さ7mの巨石がたった1本の支柱の上に乗っかっている不思議な遺構です。
言い伝えでは、弁慶が足で持ち上げた石ということになっており、続石前の広場が石を持ち上げた後に休んだ「弁慶の昼寝場」となっています。また、隣には、弁慶に「私の上に石を置かないで」と泣いて頼んだという泣き石もあります
弁慶の昼寝場
泣石(ゲゲゲの鬼太郎に出てくるぬりかべみたい)
そして車を走らせ「早池峰神社」へ
【早池峰神社】
806年、来内村の猟師藤蔵が山中で十一面観音の尊像に遭遇。感銘して、後に早池峰山山頂に奥宮を建立し、その後、藤蔵は普賢坊と名を変え、現在地には新山宮を建立したのがはじまり。
実は本日(29日)は早池峰神社にて「ざしきわらし祈念祭」が行われる日だったのです。
こんなタイミングで見れる事なんかない、と思いとりあえず前日に場所を確認し、早池峰神社そのものはお参り済み。何の準備もしていなかったので、本当に行われるの?とちょっと不安でしたが.....
駐車場に着くとほとんど県内(岩手県)の№でしたが、県外も結構来ているのはちょっとビックリしました。
次々に境内へお人形が運ばれて来ましたが「ガーン!!」なんと「撮影禁止」の張り紙が!!
途方にくれていると、ある方が話しかけてくれて尚且つ、宮司さんにも掛け合ってくれて神事が始まる前ならOKと特別に許可を頂き撮影させて頂きました。
撮影禁止になったのは、どうやらここ数年のインターネットの動画やサイトでの書き込みなどが原因らしいです.....
~遠野物語より『座敷童子』~
昔、孫左衛門という何代も続いた長者があったど。ある日、同じ村の翁が見慣れない娘二人と行きあったと。訳を訪ねると「孫左衛門から出て、隣村のだれそれの家さいくもの」と答えたと。
秋になると梨の木の回りに美味そうな茸が生えたんだと。孫左衛門が止めるもの聞かず「オガラで掻き混ぜればなんでもない」と言って、みんなで食べてしまったと。ところが、皆、茸の毒にあたって死んでしまったと。
たった1人、7歳の子供だけが外へ遊びに行って助かったが、旦那が死ねば親戚縁者が押しかけて、皆持って行ってしまったから破産してしまったとさ。どんとはれ(中略、抜粋致しました)
座敷童子自体は地方によって姿形はそれぞれ違いますが、こちら早池峰神社のは5.6歳くらいのおかっぱ頭の女の子。
その姿をした人形が各家から集められ、宮司さんの祝詞やお払いを受け神社で遊ばせた上で、再び家へ帰って繁栄をもたらす、という内容の神事だそうです。
神事自体は時間がなくて見る事はできなくて残念でしたが、少しだけでも見れて良かったです。
15分ほど山を登ります。下りてきた人が「カモシカがいたよ」と言うし、入り口には「熊注意」の看板があったので、ちょっとドキドキ。
言い伝えでは、弁慶が足で持ち上げた石ということになっており、続石前の広場が石を持ち上げた後に休んだ「弁慶の昼寝場」となっています。また、隣には、弁慶に「私の上に石を置かないで」と泣いて頼んだという泣き石もあります
そして車を走らせ「早池峰神社」へ
806年、来内村の猟師藤蔵が山中で十一面観音の尊像に遭遇。感銘して、後に早池峰山山頂に奥宮を建立し、その後、藤蔵は普賢坊と名を変え、現在地には新山宮を建立したのがはじまり。
実は本日(29日)は早池峰神社にて「ざしきわらし祈念祭」が行われる日だったのです。
こんなタイミングで見れる事なんかない、と思いとりあえず前日に場所を確認し、早池峰神社そのものはお参り済み。何の準備もしていなかったので、本当に行われるの?とちょっと不安でしたが.....
駐車場に着くとほとんど県内(岩手県)の№でしたが、県外も結構来ているのはちょっとビックリしました。
途方にくれていると、ある方が話しかけてくれて尚且つ、宮司さんにも掛け合ってくれて神事が始まる前ならOKと特別に許可を頂き撮影させて頂きました。
撮影禁止になったのは、どうやらここ数年のインターネットの動画やサイトでの書き込みなどが原因らしいです.....
~遠野物語より『座敷童子』~
昔、孫左衛門という何代も続いた長者があったど。ある日、同じ村の翁が見慣れない娘二人と行きあったと。訳を訪ねると「孫左衛門から出て、隣村のだれそれの家さいくもの」と答えたと。
秋になると梨の木の回りに美味そうな茸が生えたんだと。孫左衛門が止めるもの聞かず「オガラで掻き混ぜればなんでもない」と言って、みんなで食べてしまったと。ところが、皆、茸の毒にあたって死んでしまったと。
たった1人、7歳の子供だけが外へ遊びに行って助かったが、旦那が死ねば親戚縁者が押しかけて、皆持って行ってしまったから破産してしまったとさ。どんとはれ(中略、抜粋致しました)
座敷童子自体は地方によって姿形はそれぞれ違いますが、こちら早池峰神社のは5.6歳くらいのおかっぱ頭の女の子。
その姿をした人形が各家から集められ、宮司さんの祝詞やお払いを受け神社で遊ばせた上で、再び家へ帰って繁栄をもたらす、という内容の神事だそうです。
神事自体は時間がなくて見る事はできなくて残念でしたが、少しだけでも見れて良かったです。
旅行期間:4月28日~30日
by y_merry
| 2012-05-13 23:16
| 旅行