merryの徒然日記

merrydairy.exblog.jp

旅が好き。一眼レフを片手に今日もどこかで....(夢ですね)

ブログトップ

大英博物館 古代エジプト展 ~死者の書~

六本木の森アーツセンターギャラリーで行われている「大英博物館 古代エジプト展」へ行って来ました。
a0207736_2315989.jpg




幾度となく行っている「エジプト展」
今回もミイラや副葬品の数々が展示され見てきましが、今回のメインは「死者の書」

古代エジプトでは人は死後、冥界の旅を経て来世で復活すると考えられていました。
様々な試練が待つ冥界の旅で無事に乗り切れる様、守護の力を与える呪文集、未来への旅のガイドブックとなったのが「死者の書」です。
今回、日本初公開の「グリーンフィールドパピルス」は全長37mと世界最長の長さ。
その37mもの長さがあるパピルスをそうやって展示しているのだろう?と思いきや
a0207736_2315307.jpg
部屋を囲う様に展示されていました。
ちょっと中身を紹介しますね
ミイラとなって冥界に運ばれた死者は「口開けの儀式」と呼ばれる儀式を経て、五感を取り戻すとともに、食べ物を口にしたりすることができる様になります

行く手を阻むヘビやワニが現れますが、死者の書に書かれた呪文を唱え撃退していきます。
a0207736_23221388.jpg
そして、冥界の旅で最も重要なオシリス神の審判です。(オシリス神は冥界を司る神です)
オシリス神の前で心臓が天秤に掛けられ、反対側には真理の女神アマトの小象が乗せられ、天秤が釣り合わなければ有罪となり、また、身の潔白を証明するために神の前で42項目(↓)の罪を犯さなかった事を、言い間違える事なく告白できなければ、脇に控える怪物アメミトに食べられ、来世への復活はなくなります。
a0207736_23301924.jpg


a0207736_2332280.jpg
審判により再生復活を果たした死者は「イアルの野」に住むことを許される。牡牛を使って畑を耕し収穫を祝うなど、前世と同じ肥沃な土地で、永遠の命を享受しました。

ここまでは、比較的多くの死者の書に書かれていますが、グリーンフィールドパピルスには、伝説の天と地のはじまりが描かれてて極めて珍しいものです。
a0207736_2333193.jpg
大気の神シュウと湿気の女神テフヌウトとの間に生まれたのが、大地の神ゲブと天の女神ヌウト。ゲブとヌウトの仲を嫉妬したシュウが、ゲブの前に立ちヌウトを両手で持ち上げて引き離したのが天地の始まりといわれています。

また、この死者の書の文章は1人が書いているのに対して、絵は2人以上で描かれていて繫ぎ目には目印が描かれたりもしていました。更に珍しいのがこちら
a0207736_2333393.jpg
エジプトの描かれた神々や文字(ヒエログリフ)はほとんど解読されていますが、こちらのお化けの様な姿をしたのは未だに謎だそうです。

グリーンフィールドパピルスは、テーベを中心とした上エジプトを支配していたアメン大祭司パネジェム2世の娘で女性神官のネシタネベトイシェルウのもので、彼女が生前に指示して描かせたのでは?という説もあります。
東京での開催は9月17日までです。
[PR]
Commented by arak_okano at 2012-09-19 13:18
あ、終わってしまいましたね、人が集まるところ苦手です。
ノートブックは画像ソフトが大きなデータだと動きませんね。
私もPCが壊れたので友人に作ってもらいました、速いですよ、
HDDが2TBあります。
Commented by y_merry at 2012-09-19 23:11
arak_okanoさま
行ったのがギリギリでしたので、紹介が遅くなってしまいました(;^^A
今回もスペースの問題でノートPCですが、メモリの大きいのにして
サクサク動くようにしました。
中途半端に詳しいので四苦八苦しています。
by y_merry | 2012-09-14 22:59 | 催事 | Comments(2)