2015年 07月 30日
小笠原に住む生き物
小笠原を去る前に
前回も紹介した通り、小笠原諸島は基本的に本土とつながったことがない海洋島なので、生き物たちも独自の進化をした固有種がいます
小笠原が世界遺産に登録を決定付けたのはこのカタツムリたちのお陰、と言っても過言ではないそうです
こちらは1mmくらいのカタツムリ。こんな小さなのをツアー参加の方が見つけました
よく見て下さい。体が透明で背中のは殻ではありません。
以前は父島でも見られたそうですが、ネズミの侵入により荒らされてしまったので、母島でしか見られなくなってしまったそうです
*他の無人島でも見られますが、近年、父島の隣、兄島でネズミの侵入によるカタツムリの被害が確認され対策が急がれています
オガサワラトカゲ(↑)外来種のグリーンアノール(↓) グリーンアノールによる昆虫たちの被害は数知れず。駆除するも、爆発的な繁殖力で追いつかないのが現状。確かにしょっちゅう見かけました
ハハジマメグロ
その名の通り母島にしか生息せず、目の周りが黒いです
今回、見たかったものの1つで、石門のツアーの際、水場まで来たのをなんとかパチャリ
メジロ。父島、母島では珍しくなくそこいら中で飛んでいます
ネコの家
ペットとして飼われていたネコが野生化(野良猫)し、固有種であるアカガシラカラスバトを襲い数が激減してしまったため、駆除される事に
但し、NPO法人により罠に掛かったネコを一旦、このネコの家で保護し、本土の動物病院へ送って人に慣れて落ち着いたら飼い主を探しています
そして今回、この時期に行った目的の一つ「ウミガメ」です
こちらは海洋センター。ウミガメの保護のために1984年に建てられた施設です
母島のナイトツアーでちょっとだけ見ましたが、父島でも見たく、夜、海岸に行ってみたけれど、さすがに誰もいない海岸に灯もなくいるのは10分が限界でした
(もちろん懐中電灯は持って行きましたが、ウミガメに影響するため海岸では消灯が原則!!)
アカウミガメ。小笠原では基本的にアオウミガメですが、二十数年前に1度だけアカウミガメの産卵が確認されたとの事
アオウミガメとアカウミガメとでは、上陸する際の足跡が違うので区別ができるそうです
1人でのウミガメ探しを諦めた私は、最後の夜にウミガメツアーに参加。夜7時半から各海岸に様子を見に行くもなかなか巡り会えず、最後に小港海岸で上陸して産卵場所を探しているのを発見!!
ようやっと、と思ったのですが残念ながら、ツアー終了の0時前に産卵場所確保まで至らず終了となってしまい、産卵は次回への持ち越しとなりました
前回も紹介した通り、小笠原諸島は基本的に本土とつながったことがない海洋島なので、生き物たちも独自の進化をした固有種がいます
こちらは1mmくらいのカタツムリ。こんな小さなのをツアー参加の方が見つけました
以前は父島でも見られたそうですが、ネズミの侵入により荒らされてしまったので、母島でしか見られなくなってしまったそうです
*他の無人島でも見られますが、近年、父島の隣、兄島でネズミの侵入によるカタツムリの被害が確認され対策が急がれています
その名の通り母島にしか生息せず、目の周りが黒いです
今回、見たかったものの1つで、石門のツアーの際、水場まで来たのをなんとかパチャリ
ペットとして飼われていたネコが野生化(野良猫)し、固有種であるアカガシラカラスバトを襲い数が激減してしまったため、駆除される事に
但し、NPO法人により罠に掛かったネコを一旦、このネコの家で保護し、本土の動物病院へ送って人に慣れて落ち着いたら飼い主を探しています
(もちろん懐中電灯は持って行きましたが、ウミガメに影響するため海岸では消灯が原則!!)
アオウミガメとアカウミガメとでは、上陸する際の足跡が違うので区別ができるそうです
1人でのウミガメ探しを諦めた私は、最後の夜にウミガメツアーに参加。夜7時半から各海岸に様子を見に行くもなかなか巡り会えず、最後に小港海岸で上陸して産卵場所を探しているのを発見!!
ようやっと、と思ったのですが残念ながら、ツアー終了の0時前に産卵場所確保まで至らず終了となってしまい、産卵は次回への持ち越しとなりました
by y_merry
| 2015-07-30 00:05
| 旅行