2015年 12月 13日
果てに行きつくは 〜化野念仏寺〜
今回、奥嵯峨野に行ってみようと思ったのは京都市内の比較的有名ところで、ここ「化野念仏寺」には行った事がないなぁ〜と思ったのがきっかけでした
「あだしの」は「化野」記す。むなしいとの意で、又「化」の字は「生」が化して「死」となり、この世に再び生まれ化る事や、極楽浄土に往来する願いを意図している(HPより)
古来より葬送の地で始めは風葬でしたが、後世土葬となり石仏を奉る。何百年という歳月を経て無縁仏と化し、散乱埋没したのを明治中期に一カ所に集め説法を聴く人々になぞらえて配列安祀してあり、賽の河原に模して「西院の河原」と名付けらました
奥嵯峨野も昼近く、ここまで来ると観光客も多くなってきます
釈迦の遺骨が納められているという「仏舎利塔」↑と鳥居に似た「トラナ」↓というインドの仏教寺院やヒンドゥー教寺院に見られる門がありました
竹林の階段の向こうには
「六面六体地蔵尊」(右から順に)天道、人道、畜生、地獄、餓鬼、修羅で六道に迷い苦しむ衆生を救済する菩薩様に水を掛けてお参りします
「西院の河原」約8千体もの石仏や石塔が並べられています
実をいうと化野念仏寺、もう少し暗いというかおどろおどろしいイメージがあったのですが、ちょっと意外でした
(撮影日:11月22日)
古来より葬送の地で始めは風葬でしたが、後世土葬となり石仏を奉る。何百年という歳月を経て無縁仏と化し、散乱埋没したのを明治中期に一カ所に集め説法を聴く人々になぞらえて配列安祀してあり、賽の河原に模して「西院の河原」と名付けらました
(撮影日:11月22日)
by y_merry
| 2015-12-13 17:55
| 旅行