2017年 02月 12日
原宿駅
1月の日付になっていたからもう、始まっただろうか?都内で現存する木造駅舎で最も古いとされている「原宿駅」
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて建替えるというニュースを聞き、始まる前(11月)に行って来ました
1924年に現在の位置に建てられた二代目の駅舎は、尖塔付きの屋根に白い外壁という、イギリス調のデザイン。戦時中、空襲に遭うも全て不発により焼失を免れる、という歴史を持っています
こちらは「臨時ホーム」の3番線。普段使われるのは、1.2番線ですが、お正月のみ明治神宮初詣客向けに使用され、この時だけは2番線が閉鎖され、表参道口と竹下口は内回り(品川方面)専用となります
改修にあたり、階段や格子に廃レール等が使用されていて、よく見ると年号の刻印等がみられるそうです
2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて建替えるというニュースを聞き、始まる前(11月)に行って来ました
代々木駅寄りに見える建物(ホーム)は皇室専用のホーム
病弱だった大正天皇が沼津や葉山等の御用邸へ静養に出発するために1925年に設置されたホーム(実際の使用は1926年8月10日)
現在の天皇になってからは、交通網の発達や埼京線、湘南新宿ライン等の過密ダイヤによる運行調整の難しさも相まって2001年5月21日を最後に使用されていません
若者の街、原宿を象徴する「竹下通り」平日の日中なのにすごい人でした(中国人を筆頭に海外からの観光客も多かったなぁ〜)
1997年に「神宮の森とマッチしている西洋風の駅舎」として「関東の駅百選」に選ばれた原宿駅ですが、建替え後の完成予想図を見た限りその面影は全く失くなりそうで、今の技術をもってすれば、現在の雰囲気を残して建替えられるのでは?と思ってしまいます。さて、どんな駅に生まれ変わるでしょうか?
by y_merry
| 2017-02-12 00:30
| おでかけ